鍵と錠

鍵という言葉は日常でもよくつかわれる言葉ですが、本来の意味とはちょっと違って使われる場合もあるようです。
本来では、錠とセットになる言葉になっていて、錠を開けるものとして使われるものということです。
ですから、よく鍵があかないといったようなことを耳にすることがあるのですが、これは、本来は錠があかないといったような使い方が正しいのかもしれません。
ただ、錠などをつかっているということは、重要なもの大事なものを守っている場合がほとんどです。
これが開けられないという困った状態では、その原因でもある鍵に注意がいきますから、そのようないわれ方をするようになったとも考えられます。009111
現代ではこれらは大切なものを守るものとして重要な役割を果たすものとなっています。
現代の生活でもなくてはならないものといってもいいでしょう。
錠のイメージとしては、昔は南京錠といったような金属で固くて、重いものが用いられているイメージがあります。
そして、倉庫などの重要なものが保管されているところを守るといった使われ方をしてきました。
玄関はどこの家でも鍵で守られていて、古くからずっとさまざまな鍵が使われてきました。
現代の主流なものは金属を複雑な形に加工することで、簡単に錠をあけられなくするものですが、他にもさまざまなものがあります。
数字式のものはナンバーを記憶するといったことが大切なことになるわけですし、生体認証といったようなものになると、目の網膜であったり、静脈といったような体の特徴が重要となったりするようなものも開発されています。
このようなものになると、なくすといったことや忘れるといったこと、複製されるといった可能性がすくなくなるといったメリットがある代わりに、作るのにコストがかかるといった問題があります。
しかし、安心には代えられないものでしょう。
全財産を失うこともあるかもしれないのですから、安いものではないでしょうか。

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